来週の月曜日、2月27日で、後藤浩輝騎手が世を去ってから8年になる。 つい先日、岩田康誠騎手がYouTubeの東スポレースチャンネルで後藤騎手とのことに言及し、それに藤田伸二元騎手がツイッターで触れ、さらに義英真元騎手も反応していた。 私は彼らの言葉を肯定するつもりも否定するつもりもない。 私にとって、後藤騎手は大切な友人である。 以前本稿にも書いたが、後藤騎手が2014年春の落馬負傷のあと入院していたとき、私は彼を病室に見舞った。自宅兼事務所からJRで隣駅の病院という気安さもあって、かなり長い時間、2人で話した。 今でもときどき、あのときの彼の表情や声を思い出す。頭のてっぺんで髪をちょんまげのよう…