引退馬問題の全体的な進展を考えるとき、馬の利活用される場がどれだけ広がるかという点に行き着く。今回は、リトレーニングのトップランナーとして、数々の馬を社会へと復帰させてきた宮田さんに、馬の持つ可能性について尋ねてみた。宮田さん達の送りだした馬たちは、果たしてどのようなキャリアを歩んでいくのだろうか。 セラピーホースとなる為の特殊な訓練 ホースクリニシャンの宮田さんは、これまでに50頭以上もの馬たちを次のステージに送り出してきた。では、宮田さんのもとを“卒業”した馬たちは、その後どのような進路をたどるのだろうか。 「ほとんどが乗馬クラブの練習馬になりますね。何頭かは馬術の道へと進みました。中に…