起訴から2年9か月を経て第一回サウジCの結果を再検証 アメリカの元調教師で、2019年の全米最優秀3歳牡馬マキシマムセキュリティらを手掛けたジェイソン・サーヴィス(65歳)が、9日、ニューヨーク州連邦裁判所で行われた最終意見陳述で、自らにかけられた管理馬への違法薬物投与疑惑を、全面的に認める供述を行った。この結果、来年5月18日に予定されている判決申し渡しで有罪になることが確実になり、4年程度の懲役を課せられることになった。 世界の競馬サークルを震撼させたニュースが駆け巡ったのは、2年以上前の2020年3月9日のことだった。マンハッタンにあるニューヨーク州連邦地方裁判所が、競走馬の能力を向上させる薬物を違法に使用…