菊花賞の前哨戦、セントライト記念で見事勝利したガイアフォース。鞍上の松山弘平騎手は同馬のデビューから5戦全てで手綱を取り、その成長を側で感じてきました。 新馬戦から高いポテンシャルを感じていたとのことですが、その直後に骨折が判明し復帰したのは半年後の3月、春のクラシックへの出走は叶いませんでした。しかし復帰後から大きな成長を感じていたとのことで、一気に重賞馬まで駆け上がり、遂にクラシック最終戦へ駒を進めます。 大舞台へ挑めなかった春の雪辱を果たすべく、相棒との最後の一冠へ意気込みを語ります。 (取材・構成=不破由妃子) 松山騎手がイメージする“勝つための競馬” ──セントライト記念で春の既存勢力を…