日本ダービーをドウデュースで制し、最初の所有馬がデビューしてから8年足らずでダービーオーナーとなった松島正昭氏(キーファーズ代表)。かねてより公言されてきた「武豊騎手と凱旋門賞を勝つ」という最大の目標に向けて、夢の駒を大きく進めました。 ファンとして馬主として、競馬を楽しむ父の姿を間近で見てきた娘の松島悠衣氏。現在は一口馬主クラブ「インゼルレーシング」の代表を務め、自身も競馬に深く携わっています。そんな悠衣氏に「松島家と競馬」についてお話しいただきました。 (取材・文=不破由妃子) 改めて“武豊”の威力を感じています ──悠衣さんはいまや、『インゼルレーシング』の代表となったわけですが、約3年前にお…