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過熱するセレクトセール 進行するプライベート化と「悪目立ち」

  • 過熱するセレクトセール 進行するプライベート化と「悪目立ち」

     今年で25回目の節目を迎えたセレクトセール(日本競走馬協会主催)が7月11、12の両日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。この市場に関しては、どれほどはね上がった指標が出ても、もはや慣れっこで少々のことでは驚けないが、2日間の売却総額が257億6250万円、1歳、当歳両部門の売却率がともに95.3%と聞けば、呆れるばかりだ。1歳233頭、当歳236頭の上場に対し、未売却が各11頭。売れ残った馬が「訳あり」に見えるほどだ。コロナ禍に直撃された過去2年に比べて、社会が正常軌道に近づいたように見える一方で、ロシアのウクライナ侵攻に端を発する資源高、インフレは世界経済に影を落としており、今後の成長鈍化が懸念される。

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