渋馬場巧者の馬を選んでいきたい この京王杯SCが「重-不良」馬場で行われた例は過去20年間に一回しかない。高速決着ではなく重馬場で1分23秒2も要したその2017年、11番人気のクラレントが2着に流れ込み、3連複など4通りの連勝馬券が万馬券だった。 スピード決着の1400mが時計勝負でなくなると、時計不足の伏兵にもチャンスが訪れ、波乱の危険大。空振り覚悟で4歳リフレイム(父アメリカンファラオ)に注目したい。 父は2015年の米3冠馬。母ケアレスジュエル(その父タピット)の良績も米のダート。芝の渋馬場向きかは不明だが、父が独走したのは不良馬場のプリークネスSと、同じく不良馬場のダートだった。リフレイムは芝の稍重で1着、2着。…