今年も初々しい新人騎手たちが、デビューの日を迎えようとしています。 近年目立つのが、若手騎手たちの活躍ぶり。競馬界の新たな活気となっています。そこで、いま特に輝いている横山武史騎手と松山弘平騎手の師匠に、「新人の頃はどんな騎手だったのか」「どうやってトップへの階段を駆け上がっていったのか」をお聞きします。 最初に登場するのは武史騎手の師匠、鈴木伸尋調教師。デビュー5年目の昨年、大ブレイクを果たした武史騎手。皐月賞でGI初制覇を果たすと、菊花賞、天皇賞・秋、有馬記念、ホープフルSを次々と勝利。なぜ武史騎手は、これほどの活躍を見せているのか? 師匠の言葉から探っていきます。 (取材・構成=佐々木祥恵) …