競馬場に伝わる「都市伝説」、聞いたことありますか?九州の地方競馬場で育った子どもたちは「ボロ(馬糞)を踏んだらかけっこで速くなる」と運動会前には馬場を走り、甲信越の地方競馬場で育ったJRAジョッキーは「蹄の削りカスがいいと聞いて、朝顔にあげていた」と懐かし気に振り返ります。 子どもの頃、朝から晩まで全力で遊んだ夏休みを思い出しながら、都市伝説にまつわる「ちょっと馬ニアックな世界」を覗いてみましょう。 裸足で馬場を駆けまわった小学生時代 2016年のエリザベス女王杯を制覇したクイーンズリングなどを管理する吉村圭司調教師は、熊本県にあった地方競馬の荒尾競馬場(2011年廃止)で生まれ育ちました。 父が荒尾の…