2021年最初にピックアップするのは中京競馬場から、シンザン記念と9日の12R(4歳以上1勝クラス)の2レース。シンザン記念をピクシーナイトで勝利した福永祐一騎手、そして9日の12Rをイバルで勝利した小崎綾也騎手の騎乗から、スピード競馬で勝つために、本当に大切な馬の御し方とは一体何なのか。哲三氏ならではの視点で語ります。 (構成=赤見千尋) 今年の祐一君もやるな、と感じた一戦 今年最初に取り上げるレースはシンザン記念。4番人気ピクシーナイトが逃げて快勝しました。前走でスタートの駐立が悪かったことをしっかり修正してきたのは厩舎陣営のファインプレーだったと思いますし、タイミングを上手く掴んでゲートを出せたというと…