余力の差が命運を分ける年末決戦 今週末のメインレースであるグランプリ有馬記念は、年間の中で最も馬券を売り上げるレースであるなど中央競馬の中で最も大きなレース”と言っても差し支えないでしょうが、ただし“中央競馬の中で最高峰のレース”というわけではありません。 今年、芝GI歴代最多勝利記録を更新したアーモンドアイと無敗の三冠馬コントレイル&デアリングタクトが競演したジャパンカップこそ最高峰のレースだったと言うべきでしょう。 それは当時のGIドキュメント『三冠トレーナー緊急zoom対談』の中での国枝調教師「(有馬記念について)中山の2500mであの時期にやることは、チャンピオンを決めるにはもう一つ」・矢作調教…