高い能力を秘めながらも、あと一歩で勝てないレースが長く続いたステイゴールド。愛さずにはいられなかった“シルバーコレクター”に見た目もキャラクターもよく似た産駒が天皇賞・春に挑みます。通算1勝、主な勝ち鞍は2歳未勝利戦。それでもエタリオウは菊花賞2着など10戦して1勝、2着7回、4着2回と掲示板を外したことがない安定感を兼ね備えています。 実質的なステイゴールド産駒最後の世代となるエタリオウについて管理する友道康夫調教師と担当する山田正和調教助手に伺いました。 (取材・構成:大恵陽子) これまで真面目に走っていなかった馬が、一変!? エタリオウがデビューしたのは2017年9月。新馬戦4着ののち、1カ月後の未勝利戦…