「セレクトセール2020」にて、1歳馬セール史上最高額の5億1000万円でシーヴの2019(牡)を落札した“ショウナン”の冠名でおなじみの国本哲秀オーナー。馬主哲学や幼駒の見方を語ったロングインタビューを再掲載致します。本記事は2014年の公開記事となります。予めご了承ください。 今年のニュージーランドTではアチーヴとワダチがワンツーを決め、青葉賞では10番人気ラグーンが大金星。近年、国本哲秀率いる“ショウナン軍団”の勢いが目覚ましい。いち競馬ファンから馬主資格を取得して28年。“初勝利までに6年半”という不遇の時代を経て、いかにして成功のきっかけをつかんだのか。馬選びのポイントからセリの信念、格差が広がり続ける生産界…