見解

 枠が出る前は(14)ウィルソンテソーロを本命に考えていました。この馬の自在性に加え、東京マイルでも勝利している点、そして追い切りの動きも抜群にうつりました。

 ただ1点、心配となったのは前半のコンタクト。久々のマイルに加え、右隣が(15)ドンフランキー。この馬が凡走したケースを振り返ると、前半部分で我慢させ過ぎるコンタクトでスムーズさを欠くときで、そのパターンに映るのです。

 もちろん経験豊富でソフトなコンタクトの松山騎手なので、心配ない気もしますが…。よってルメール騎手との初コンビとなる(5)オメガギネスを本命にとも思ったのですが、初の58kgは容易ではないようにも思います。

 となると(11)キングズソードとなるのですが、個人的にマイルは前半部分がいそがしいようにも。また昨年2着馬の(13)レッドルゼルにおいては、ベストは1400mに思い、これもまた本命にするのを迷うところ。

 よって今回は、思い切って(7)ガイアフォースにします。初のダートがGIというのは簡単ではないことは、十二分に承知なのですが、この馬はマイルに加え、ダート適性があると思える走法。枠の並びから砂を被らない位置での競馬運びも可能な気がし、イッパツ狙ってみる価値はあるような気がします。

 買い目ですが、まずは(7)単勝1000円と複勝2000円。あとは展開次第な結果となりそうなので、上記(7)(14)(5)(11)(13)の馬連ボックス500円の合計8000円。

 残り2000円はパドック足しにします。それでは皆さん、レース当日はフジテレビ『みんなのKEIBA』でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

見解

週末、中京競馬場近辺は雨予報。とは言え、どれだけのものになるのか？ 分からないので、ここはシンプルに近走の内容から印を挙げることにしました。

 まずは(5)トウシンマカオ。昨年も期待をしましたが、1つ不安点もありました。それは前哨戦で控えた競馬をしていたこと。外枠もありましたが、この馬の良さである点のスピードが削がれていたようにも。

 近走は3走前をきっかけとし、この2戦はスピードと爆発力の両方がストレートに発揮できているように感じます。そして鞍上はルメール騎手。実績・実力はもちろんですが、何よりも馬の気持ちに沿う騎手ゆえ、手があうと思います。

 相手には(3)ナムラクレア。前走はいかにも前哨戦といった体の作りに加え、1400m。負けはしましたが、ここに繋がる走りに映りました。また香港馬(10)ビクターザウィナーも軽視してはいけないと思います。香港の短距離界のレベルに加え、先行力のある点にも魅了されます。

 そして心身のバランスがとれてきていると感じるのが(16)ウインマーベル。鞍上という点から魅了されるのが(14)ママコチャ。(6)ルガルの追いきりもよく映りました。

 そして最後に、穴っぽいところでは(1)ビッグシーザー。枠に加え、前走で見せた手応え以上の伸びに魅了されます。

 買い目ですが、まず(5)単勝1000円。馬連はやはり雨模様もあるので、(3)(5)(6)(10)(16)をBOXで各500円。あとは(5)-(1)(3)(6)(8)(10)(14)(16)の三連複を各100円で合計8100円。あとは当日のケハイを見て、決めたいと思います。

見解

今回は一長一短なメンバーな気がし、正直、軸を決めるのが難しいメンバーな印象を受けます。

 通常だと5歳馬(2)ローシャムパークの能力が高いと思うのですが、気性的な面やストライドから外目の枠の方が競馬が組見立てやすい印象も受け、軸は(3)タスティエーラにします。

 正直、ダービーは立ち回りの巧さもありましたし、4歳牡馬のレベルに疑問もありますが、前走の有馬記念においても外目の枠と、直線、厳しい競馬になりながらも最後もまで諦めずに走っており、内容＆根性も感じるものでした。

 また毎回、ストレートなコメントに正直さを感じる堀師が9分以上のデキと話している点にも魅了されます。

 穴っぽいのは、立ち回りの巧さが問われる阪神内回りコースということで、先行力と器用さのある牝馬の(7)ハーパーと(5)スタニングローズの2頭。

見解

戦歴も浅く、精神的にも繊細な明け3歳牝馬に重要なことは、ポテンシャルの高さはもちろんですが、騎手がどれだけ騎乗馬のことを理解しているか？ また少ないながらも1戦毎に違う経験値を得られているかだと思います。

 そういった意味で、阪神コースや輸送競馬、タイトではないにしろ馬群も経験、そしてデビュー戦から一貫して同じ騎手という点で、(2)クイーンズウォークを本命にします。

 あと、粗削りではありますが、折り合いさえつけば爆発力があると感じるのが(11)ライトバック。厩舎力と鞍上から魅了されるのが、(12)ステレンボッシュ、そして外枠に入ってしまいましたが、スタートセンスと二の脚はありそうなタイプに加え鞍上がムルザバエフ騎手ということで、スタート後、ある程度の位置をとりにいった上で競馬を運びそうに思える(18)チェルヴィニア。

 この4頭が勝てるチャンスが大きいと個人的にはみており、先週に引き続き4頭の馬連ボックス6点を買います。

 そして穴っぽいところでは、(4)キャットファイトと(13)テウメッサ。キャットファイトは昨年の阪神JFでの経験が生きると思うと共に、本質的に阪神コースはあうと思える点。そしてテウメッサにおいても阪神がマッチしそうなのと、今週中、園田で素晴らしい競馬を見せた岩田望来騎手に期待します。

見解

前二走の競馬とコースを考えると、イッパツ狙いたくなるのが(2)メイショウタバル。

 ただ中二週で初輸送競馬、そして何よりも、最終追い切りが、これまで以上にハミをとっていっており、折り合い面の課題はありそう。ましてや前走、逃げているわけですしイッパツどころか危険な気もし、そこは紙一重な気がします。

 ただ鞍上が今回で3度目のコンビとなる浜中騎手。前2回は、馬とケンカをせず、馬の気持ちに寄り添う形での競馬をしており、しかも枠が2番。気分よくハナにいける競馬となればチャンスありとみます。

 またホープルフルSのパドックで抜けた馬体に感じた(10)レガレイラ。牝馬ですが、馬群をぬえる強みもあります。決め手勝負となれば、1番魅了されます。

 そして頭数が多くなる点や天気的にも厳しいかもですが、鞍上が持久力勝負に持ち込むと怖いと感じる(12)コスモキュランダ。

 またデビュー時以降あまり状態的な魅力を感じない中で崩れない競馬を見せている(14)シンエンペラー。今回は状態もよさそうですし、鞍上は坂井騎手。魅力です。

 そして前走、立ち回りの巧さを見せた(5)ミスタージーティーが内目の枠に入ったので、この点はプラスに働くと見ます。