見解

 枠が出る前は(14)ウィルソンテソーロを本命に考えていました。この馬の自在性に加え、東京マイルでも勝利している点、そして追い切りの動きも抜群にうつりました。

 ただ1点、心配となったのは前半のコンタクト。久々のマイルに加え、右隣が(15)ドンフランキー。この馬が凡走したケースを振り返ると、前半部分で我慢させ過ぎるコンタクトでスムーズさを欠くときで、そのパターンに映るのです。

 もちろん経験豊富でソフトなコンタクトの松山騎手なので、心配ない気もしますが…。よってルメール騎手との初コンビとなる(5)オメガギネスを本命にとも思ったのですが、初の58kgは容易ではないようにも思います。

 となると(11)キングズソードとなるのですが、個人的にマイルは前半部分がいそがしいようにも。また昨年2着馬の(13)レッドルゼルにおいては、ベストは1400mに思い、これもまた本命にするのを迷うところ。

 よって今回は、思い切って(7)ガイアフォースにします。初のダートがGIというのは簡単ではないことは、十二分に承知なのですが、この馬はマイルに加え、ダート適性があると思える走法。枠の並びから砂を被らない位置での競馬運びも可能な気がし、イッパツ狙ってみる価値はあるような気がします。

 買い目ですが、まずは(7)単勝1000円と複勝2000円。あとは展開次第な結果となりそうなので、上記(7)(14)(5)(11)(13)の馬連ボックス500円の合計8000円。

 残り2000円はパドック足しにします。それでは皆さん、レース当日はフジテレビ『みんなのKEIBA』でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

見解

週末、中京競馬場近辺は雨予報。とは言え、どれだけのものになるのか？ 分からないので、ここはシンプルに近走の内容から印を挙げることにしました。

 まずは(5)トウシンマカオ。昨年も期待をしましたが、1つ不安点もありました。それは前哨戦で控えた競馬をしていたこと。外枠もありましたが、この馬の良さである点のスピードが削がれていたようにも。

 近走は3走前をきっかけとし、この2戦はスピードと爆発力の両方がストレートに発揮できているように感じます。そして鞍上はルメール騎手。実績・実力はもちろんですが、何よりも馬の気持ちに沿う騎手ゆえ、手があうと思います。

 相手には(3)ナムラクレア。前走はいかにも前哨戦といった体の作りに加え、1400m。負けはしましたが、ここに繋がる走りに映りました。また香港馬(10)ビクターザウィナーも軽視してはいけないと思います。香港の短距離界のレベルに加え、先行力のある点にも魅了されます。

 そして心身のバランスがとれてきていると感じるのが(16)ウインマーベル。鞍上という点から魅了されるのが(14)ママコチャ。(6)ルガルの追いきりもよく映りました。

 そして最後に、穴っぽいところでは(1)ビッグシーザー。枠に加え、前走で見せた手応え以上の伸びに魅了されます。

 買い目ですが、まず(5)単勝1000円。馬連はやはり雨模様もあるので、(3)(5)(6)(10)(16)をBOXで各500円。あとは(5)-(1)(3)(6)(8)(10)(14)(16)の三連複を各100円で合計8100円。あとは当日のケハイを見て、決めたいと思います。

見解

今回は一長一短なメンバーな気がし、正直、軸を決めるのが難しいメンバーな印象を受けます。

 通常だと5歳馬(2)ローシャムパークの能力が高いと思うのですが、気性的な面やストライドから外目の枠の方が競馬が組見立てやすい印象も受け、軸は(3)タスティエーラにします。

 正直、ダービーは立ち回りの巧さもありましたし、4歳牡馬のレベルに疑問もありますが、前走の有馬記念においても外目の枠と、直線、厳しい競馬になりながらも最後もまで諦めずに走っており、内容＆根性も感じるものでした。

 また毎回、ストレートなコメントに正直さを感じる堀師が9分以上のデキと話している点にも魅了されます。

 穴っぽいのは、立ち回りの巧さが問われる阪神内回りコースということで、先行力と器用さのある牝馬の(7)ハーパーと(5)スタニングローズの2頭。

見解

戦歴も浅く、精神的にも繊細な明け3歳牝馬に重要なことは、ポテンシャルの高さはもちろんですが、騎手がどれだけ騎乗馬のことを理解しているか？ また少ないながらも1戦毎に違う経験値を得られているかだと思います。

 そういった意味で、阪神コースや輸送競馬、タイトではないにしろ馬群も経験、そしてデビュー戦から一貫して同じ騎手という点で、(2)クイーンズウォークを本命にします。

 あと、粗削りではありますが、折り合いさえつけば爆発力があると感じるのが(11)ライトバック。厩舎力と鞍上から魅了されるのが、(12)ステレンボッシュ、そして外枠に入ってしまいましたが、スタートセンスと二の脚はありそうなタイプに加え鞍上がムルザバエフ騎手ということで、スタート後、ある程度の位置をとりにいった上で競馬を運びそうに思える(18)チェルヴィニア。

 この4頭が勝てるチャンスが大きいと個人的にはみており、先週に引き続き4頭の馬連ボックス6点を買います。

 そして穴っぽいところでは、(4)キャットファイトと(13)テウメッサ。キャットファイトは昨年の阪神JFでの経験が生きると思うと共に、本質的に阪神コースはあうと思える点。そしてテウメッサにおいても阪神がマッチしそうなのと、今週中、園田で素晴らしい競馬を見せた岩田望来騎手に期待します。

見解

前二走の競馬とコースを考えると、イッパツ狙いたくなるのが(2)メイショウタバル。

 ただ中二週で初輸送競馬、そして何よりも、最終追い切りが、これまで以上にハミをとっていっており、折り合い面の課題はありそう。ましてや前走、逃げているわけですしイッパツどころか危険な気もし、そこは紙一重な気がします。

 ただ鞍上が今回で3度目のコンビとなる浜中騎手。前2回は、馬とケンカをせず、馬の気持ちに寄り添う形での競馬をしており、しかも枠が2番。気分よくハナにいける競馬となればチャンスありとみます。

 またホープルフルSのパドックで抜けた馬体に感じた(10)レガレイラ。牝馬ですが、馬群をぬえる強みもあります。決め手勝負となれば、1番魅了されます。

 そして頭数が多くなる点や天気的にも厳しいかもですが、鞍上が持久力勝負に持ち込むと怖いと感じる(12)コスモキュランダ。

 またデビュー時以降あまり状態的な魅力を感じない中で崩れない競馬を見せている(14)シンエンペラー。今回は状態もよさそうですし、鞍上は坂井騎手。魅力です。

 そして前走、立ち回りの巧さを見せた(5)ミスタージーティーが内目の枠に入ったので、この点はプラスに働くと見ます。

見解

枠を見た瞬間、魅了されたのが(1)サリエラ。

 ただ過去の新潟記念時、1枠1番で大敗。あの時、馬と馬との間だと気にして進まないような気もしていましたが、その後のレースをみると大丈夫な印象でしたし、あの時は新潟でのダート調整も影響したのかな？ とも思えます。

 よって、そのあたりのことは気にせず、好位のインでジッと立ち回れ3200m距離ロスなく運べる可能性大とみます。

 また、折り合い面の課題が100％ないとは言いきれませんが、自分の外に入っている近い馬たちが、二の脚のさほどないタイプ。そこもプラスに働く気がします。

 逆にもう少し内目の枠に入って欲しかったのが(14)テーオーロイヤル。この枠だとスタート後、ポジションを取りにいく可能性が考えられ、最初のコーナーの入り口までに脚を使う形に。それでも、近走のレース内容と日々、調教に跨りコンタクトをとっている菱田騎手ならば折り合い面には心配ないと思えます。

 あと、転厩2戦目で体の変化を感じるのが(5)ブローザホーン。パンプアップして映ります。

 あとは4歳馬のレベルが問われていますが、(12)ドゥレッツァと(7)タスティエーラ。

 そこに追い切りの良かった(9)シルヴァーソニックや(3)プリュムドール、内枠プラス材料の(4)ワープスピードまで。

見解

本命を(14)アスコリピチェーノか(2)ノーブルロジャーにしようか迷ったのですが、追いきりの動きやGIの経験値、どんな条件でも堅実に走るアスコリピチェーノを本命にします。

 人気の(16)ジャンタルマンタルは、マイルに戻る点は好材料と思うのですが、中2週での再度の関東圏輸送と外枠が気になりました。よって、少し評価を下げます。

 また(5)ボンドガールは折り合い面、(12)ゴンバデカーブースは、追いきりの動きに正直、物足りなさが…。ただデビューからの2戦には、能力の高さを感じます。そして鞍上はモレイラ騎手。評価を少し下げましたが、相手にはいれます。

 そこで穴馬として狙いたくなったのが、(6)ロジリオン。追いきりの動きが抜群に良く見えた点に加え、前走は最内で苦しい競馬に。ストライド的に前が壁になったのも、きつかったように思えます。スムーズに道中運ぶことができれば、面白みを感じます。

見解

Bコースとなり、過去の傾向、そして週末の晴れ予想から考えても、先行馬＆内枠の馬たちの券購入が1番良いようにも思いましたが、今回の先行しそうな鞍上が比較的に年齢の若い面々にも思え、ここはペースが少し速くなると見ての予想をします。

 本命には(11)ルージュリナージュ。この馬は左まわりのワンターン向きで、脚質的な面から外目の枠の方が、前半部分スムーズに運べる印象。またスタートが遅い時もあるので、過去3戦騎乗経験のある横山和生騎手という点も魅力＆期待します。

 また今回、シンプルに考えれば、マスクトディーヴァとナミュールが強いとは思うので、脚質的な面から3連複の軸はマスクトディーヴァにし、相手を枠や追いきりの内容から少し多めにします。

 そして穴狙いでルージュリナージュの単複で。

見解

3歳の乙女たちによる未知の距離に加え、スタンド前発走。

 桜花賞の内容から、末脚の爆発力に魅力を感じるのは(13)スウィープフィートと(14)ライトバックなのですが、この2頭においては前半における折り合い面から、当日のテンションなど気になるところ。

 よって軸は、折り合い面に加え体型的な面からも距離が延びることがプラスと思える(7)ステレンボッシュにします。ただ1点、スタートは少しユックリなタイプなので、そこはポイントとなりますが、馬込みも苦にしないタイプなので、その捌きは、戸崎騎手に期待です。

 あと枠を見た瞬間、魅了されたのが(1)ミアネーロ。立ち回りの巧いタイプゆえ、この枠は絶好と見ます。

 あとは、前走のパドック＆レース内容的に、次に繋がる走りと感じたのが(10)アドマイヤベル。外から被された時にジッと我慢ができていた点は、さすが中距離を中心に使ってきたと思いました。GIを勝つにはもう1つ欲しい気もする一方で、逆算されたローテと、ここにきての成長力に魅了されます。

 同じく、立ち回りの巧さから(12)チェルヴィニア。前走は外枠よりも久々で馬体がユルク映りました。

 あと自分で競馬を作れるという点から(17)タガノエルピーダと(5)コガネノソラ。

 特にコガネノソラにおいては、距離延長は確実にプラス。そして馬体回復につとめたローテがプラスと働くと思える(15)サフィラまで。

 ちょっと多く馬を挙げましたが、かなり混戦と思えます。

見解

今回の日本ダービーにおいて、1番に気になったのは(15)ジャスティンミラノの枠。

 これまでの3戦が全て7枠。仮に内枠に入り、揉まれる競馬となった際、厳しさがあると感じていましたが、今回においても、またまた7枠。理想は7枠の中でも13番あたりだったようにも思えますが、比較的スタートセンスが良い馬ですし、ユックリだった2戦目でも二の脚でカバーできており、内目すぎる枠に入るよりもよかったと思えます。

 また何よりも心強いのは友道厩舎という点。皐月賞からの馬体の変わり身を感じる一方で、調整においては2戦目以降と変わらない調教での調整。大舞台を前にしても、いつも通り、この点に魅了されます。

 また皐月賞組から気になるのが(2)レガレイラ。もともとスタートがユックリなタイプで、それが最後まで響いての結果だったように感じます。この枠でルメール騎手ならば、馬群を捌く可能性が十二分に考えられ、巻き返しの可能性もあると見ます。

 そして厩舎力＆鞍上で魅力的なのが(9)ダノンエアズロック。モレイラ騎手ならば、1コーナーの入り口まで、ある程度、ポジションをとりにいく競馬をしながらも、その後は折り合える競馬をしそうな気がします。

 あと、馬券的な妙味も含めては(14)ゴンバデカーブス。本質的にはマイラーな気もしますが、まだ距離適性が問われる時期ではないですし、2戦目の競馬が頭から離れないほどの強さ。ポテンシャルが高いと思えます。

 あと同じく、馬券を購入する上で押さえたくなるのが(6)コスモキュランダと(8)アーバンシック、(12)シックスペンスまでかなと考えます。

 それでは皆さん、ステキな日本ダービーを。

 ホソジュンでしたぁ。

見解

過去2度の安田記念で大敗していますが、3度目の正直を期待して(10)ソウルラッシュにします。とは言え、スタート次第なところに加え、自分の外隣が先行しそうな(11)ウインカーネリアンというのは、少し条件的に厳しくなりそうですが、そこはマジックマン・モレイラ騎手に期待です。

 また前走が、スタート後のスピードをいかす形のまま競馬ができている点にも魅了されます。

 相手には(2)ガイアフォース。この馬は本質的にマイラーの印象が強いのと、当日の馬場状況に左右されないのも魅力的です。

 あと調教の走りから変わり身を感じたのが、(18)ダノンスコーピオン、また力のいる馬場となった時に(4)ジオグリフも押さえておきたい1頭です。

 (17)セリフォスに関しては、能力の高さを感じる一方で、馬券的な妙味に加え、最終追いきりでの動きが少し気になりました。当日の馬体での判断な気がするので、現時点では少し評価を下げました。

見解

今週末は雨予報。どれぐらいの雨が降るのか？ そこによって買い目が大きく変わってしまいますが、晴れでも雨でも軸は(4)ドウデュースにします。恥ずかしながら、有馬記念では本質的にマイラーと思ったことと、関東圏への輸送が3回目ということもあり軽視をしました。しかし振り返ってみると、京都記念の強さが桁違いだった。

 またフォトパドックを見る限り、有馬記念時よりも、明らかに馬体のボリューム感があり、メリハリのあるボディーで体調の良さがうかがえます。また凱旋門賞の大敗により、馬場を心配する声もありますが、調教で見せる馬場をたたきつけるような力強いフットワークに問題ないと判断をします。

 相手ですが、雨が降り馬場が重くなると判断しての相手とします。(1)シュトルーヴェ(10)ローシャムパーク。(1)に関しては、まだ本気になって走っていないことも含めて底を見せていない印象ですし、内目の枠が性格的にプラスとみます。

 また(10)に関しては、フォトパドックにおいては前走時の方がよく映りましたが、もともとのポテンシャルが高いことに加え、前走、内目の枠は厳しかったように思えます。当日の気持ち次第では難しさをだすかもしれませんが、本質的な能力は上位と見ます。

 あと追いきりと体付きの変化を感じるのが(9)ソールオリエンス。荒れた馬場は得意ではないと思えますが、能力と鞍上から外せない(2)ジャスティンパレス。雨が得意な(12)ブローザホーン。そして、当日が晴れに加え良馬場の方が良いタイプと思っていたものの、血統から、意外と力のいる馬場でも大丈夫なのでは？ と感じる(13)ルージュエヴァイユまで。

 買い目は、3連単(4)→(1)(10)(12)(2)(9)(13)の30点×100円＝3000円。あとは当日の馬場次第で、(4)からのワイドもしくは馬連流しを考えます。

 また極度の悪い馬場になった時は、(4)ドウデュースと(5)ディープボンドのワイドを足します。

見解

本命は(7)セラフィックコールにします。デビューから5連勝とポテンシャルの高さを見せつつも、スタートと二の脚がユックリゆえ、どうしても荒削りな競馬となっていました。

 それが、2走前のダイオライト記念から、ある程度のポジションで競馬を運べるようになり進化。よって前走も期待をしましたが、終わってみると、6つのコーナーは本質的にあわなかった点に加え、当日の-9kgの過去最低体重から、間隔の詰まった中での再度の関東圏輸送も厳しかったように思えます。

 今回、4つのコーナーに戻る点と、間隔をとってのローテ、そして過去2度、手綱をとっているレーン騎手という点も好材料。当日、プラス体重であることが条件ですが、初となる大井の舞台はマッチするようにも思え、期待します。

 また仮に、体重&調子もしくは気持ち的に戻っていない場合も考え、もう1頭の軸は(8)ウィルソンテソーロに。きっと今回、縦長になるような気もし、その時に展開をよんで自在な競馬を騎手＆馬ができそうなのがウィルソンと見ます。

 相手には、同じ舞台で行われたJBCクラシックでの強さが際立った(12)キングズソード。この馬は外目の枠に加え、最初のコーナーまでの入りが長いコースの方が、自身のバランスを保てる気がします。よって今回の枠はグッドとみます。

 地方馬で魅了されるのは、(4)サヨノネイチヤ。今回、相手強化となりますが、この馬自身の自在性に加え、ここ最近の坂井厩舎の馬の仕上げがどれも素晴らしく魅了されます。

見解

頭は(11)プログノーシスだと思います。昨年と同様、外目の枠ですが、今回の方が頭数が少ないですし、何よりも昨年が圧巻の強さ。追いきりの動きも素晴らしいですし、崩れないと思います。

 相手には、(12)ノースブリッジ。大外枠となりましたが、同型の出を見ながらの競馬ができそうですし、個人的にはこの馬は前走のようなハナをきる競馬振りがいいように思え、今回もその可能性が高いとみています。

 また仮にハナをきった場合、番手となりそうなのが、古川騎手の(8)アウスヴァールか藤岡騎手の(1)ドゥラエレーデ。2人のジョッキーのタイプからして、速いペースになることは考えにくく、その点にも確率が高くなるとみます。

 また追いきりで体全体を使った走りをしており、状態も良さそうに映ります。頭数も少ないですし、ここは絞っての買い方にします。

見解

枠が出た瞬間、好材料と見たのは(3)ウインマーベル。逆にキツイ競馬となりそうな気がしたのが(2)トウシンマカオと(5)ナムラクレアです。ここも踏まえて印をつけました。

 本命には(12)サトノレーヴ。10か月振りの休み明けとなった阪急杯で4着に負けはしたものの、先行して最後さされながらも、もうひと踏ん張りした走りに改めての能力の高さを感じました。と同時に、この馬の良さはスタートセンスと二の脚と操縦性。理想を言えば、もう2-4つぐらい内目の枠ではありましたが、この3点が揃っているということは、自分でレースが組み立てやすく、大崩れはないと見ます。また鞍上が引き続きレーン騎手というのも魅力です。

 対抗には(7)マッドクール。中山の急坂に加え、雨模様ですので、より魅力を増します。穴っぽいところでは、(15)ヴェントヴォーチェ。かなりの久々ではありますが、外差し傾向の馬場となれば馬券の相手としての面白みありとみます。

 残り1200円は当日のパドック買い足しで合計10000円にします。

見解

天気にもよりますが、現時点では雨は降らなさそうとのこと。気になるのは5頭。

 まずは4歳馬の(3)ファンタスティックムーン。

 昨年は、ニエル賞を勝って挑んだ凱旋門が11着。稍重でしたし追加登録を払っての参戦。今年はここを目標のローテと感じますし、枠も内目でニエル賞を勝った時のイメージで競馬が運べそう。

 ▲には3歳馬の(13)ソジー。レース振りの巧さに加え、3歳という点での斤量とAファーブル厩舎は魅力。

 4番手には、武豊騎手の(4)アルリファー。前走、立ち回りの巧さはあったにしても2着馬を突き放す圧巻のレース振り。

 5番手には(10)シンエンペラー。前走は、直線で追いだしが遅れたところもありましたが、それ以上に、スタート後から馬場を捉えていない走りの中で進路があいて伸びた点に驚きを感じました。馬群が密集する状況や、フォルスストレートなど、クリアしなければならな点は多いですが、状態もアップしているようですし、前走の経験が活かされることを期待します。

 そして初の2400m＆さらに前走から距離増しに加えて枠は気になりますが、前走においても、またマイル戦においても勝負所での手応えが違う点に、着差以上のポテンシャルの高さを感じるのが(8)マルキーズドゥセヴィニエ。人気はないだけに、より魅了されます。

見解

春の内容から、桜花賞馬の(14)ステレンボッシュとオークス馬の(5)チェルヴィニアの力は抜けているように思えます。

 ただその一方で心配になる点もあり、まず京都の内回りコースという点で(5)チェルヴィニアのスタートは枠からも非常に重要となってくるように思えます。これまでレース振りからスタートがユックリな印象もあるので、ここはポイントと思えますが、鞍上は名手・ルメール騎手ゆえ大丈夫な気もしますが…。

 対する(14)ステレンボッシュは、追い切りの動きが心配に…。陣営もコメントされていましたが、ラストもうひとつガツンとくるところがあって欲しいようにも。とは言え、こちらも名牝仕上げに実績のある国枝厩舎。終わってみれば、当日に照準を合わせ、老婆心に終わりそうな気もしますが…。

 また3番人気に浮上すると思われる(3)クイーンズウォークは、スタートセンスの良い馬なので、スッと包まれない形に運べれば魅力的ですが、本質的には相手を見ながら自分のストライドで運べる真ん中-外目の枠の方がいいようにも思え、ここは前走もそうでしたが、川田騎手のエスコートが注目となると思えます。

 この3頭以外となると、脚質的に逃げを取ると思われる(15)セキトバイーストか、内目の枠でそつない立ち回りを見せる内枠に入った(1)ホーエリート(2)ミアネーロ(4)タガノエルピーダに思えます。

見解

競馬って不思議なもので、この馬で大丈夫と思いつつも、どこか心配な面もあるのではないか？ と、重箱の隅をつつきたくなるところも。

 これは決してアンチ的な要素ではなく、慎重を期してのもので、逆を言えば深い視点。と言うのも、私の競馬の原点としてあるのは、騎手引退後に取材をしてきた担当者の方々の言葉。グリグリの人気でも、不思議と、その方々がレース前に呟いていた心配点が走りに表れ、負けてしまうことや、勝つには勝ったけど…と、想像とは違う走りや内容に、(やっぱり、1番長く時間を共にする厩務員さん方は凄いなぁ)と思ってきました。

 今回ですが、(4)ダノンデサイルを担当されるのは、テイエムオペラオーを育てた原口さん。日本ダービー後、中山馬主協会において取材をさせてもらった際、菊花賞に向けては、「成長するからこその心配な面はある」と口にされていました。これが意味するものとは？ 適性がでてくるということなのか？ はたまたパワーがつくからこその折り合いも含めての道中のスタミナにあるのか？ は分かりませんが、私の中で今回のポイントになっています。

 ただその一方で、早くから安田調教師は、「三冠だから使うのではなく、3000mという長い距離が、デサイルには向いていると思う」とコメント。また鞍上は横山典弘騎手ですし、皐月賞回避からの日本ダービーでのパフォーマンスや、皐月賞回避時のジッと佇み皐月賞を見ていたエピソードに、ものが違うとも思えます。

 よって期待もこめての本命にします。

 相手で魅了される1頭は(11)ショウナンラプンタ。京都コース＆距離延長はプラスに働くと思えますし、前走とは比べ物にならないほど体を良く見せている気がします。また同じく京都コース＆距離延長のプラスは(7)ビザンチンドリームと(13)アーバンシック。そして能力の高さからおさえたいのは(16)ヘデントール。

 あと、本質的にはマイラーと思えますが、岩田騎手がマイルの競馬のように運びそうなのが(15)エコロヴァルツ。この2戦とは真逆の競馬で、ラストにかけた騎乗となれば馬券の穴になりそう。

見解

昨年のジャパンCを見て、今年はリバティアイランドの年になると思いました。

 皆さんの中には、久々を不安に思う方もいらっしゃると思いますが、その点は厩舎的に在厩よりも放牧明け緒戦の方がいいので、個人的には問題ないというか、むしろ良いと思っています。

 よって当初は、(12)リバティアイランドで間違いないと思っていたのですが、枠がでて、1つ気になることが浮上しました。

 それは前半部分のポジション。と言うのも近2走が2400mで、しかも前走のドバイにおいてはスローの中で控える競馬をしており、そこが2000mの外枠でどうでるのかな？ と。場合によっては、ポジションが後ろとなる可能性も…。終わってみれば老婆心となるかもしれませんが、そこが気になります。

 ならば続いて浮上するのが(7)ドウデュースなのですが、この馬も1つ気になるところが。古馬となり走法がピッチに。そこを考えると、小回り的＆急坂コースの方が向くようにも…。

 と言うことで、いろいろ考えすぎて迷いだしてしまったので、今回はアナ馬も入れての6頭の3連複ボックス20点にします。

 と言うのも、レース展開的に岩田康誠騎手&横山和生騎手が先行馬という点からスローが考えられます。と同時に岩田康誠騎手の(5)ノースブリッジは、4つのコーナー向きと思いつつも、前走時からトモの運びがよくなり、別馬のようになっています。

 また、能力的にこのクラスでは厳しくも感じますが、同じく急激によくなっていると感じるのが、(8)キングズパレス。スローで前残りとなれば、勝ち負けは厳しいとしても3着を狙える可能性も考えられます。もちろん穴ですが…。

 残りの金額は、当日のパドックで買い足します。それでは皆さん、ステキな天皇賞を。ホソジュンでした。

見解

本命は(7)レガレイラにします。

 この馬はスタート＆二の脚の関係上から、苦しくなってしまうコースや枠があり、前走においてはそれが顕著にでましたし、ルメール騎手も、次を考えリズムを壊さずに大事に乗った印象でした。今回、枠に加え京都の外回りコースは確実にプラス材料。

 どこで縫うか？ が鍵となりますが、そのチャンスとタイミングはじゅうぶんありと見ます。

 相手で魅了されるのは(3)ルージュリナージュ。この馬もスタートで出遅れることが多いですし、今回の距離を考えても前半部分は折り合い専念になると思えますが、最後の脚は素晴らしいものがあり、京都の直線は魅了的。昨年のルージュエヴァイユのようにインから追い込んでくるイメージです。

 あと、かなりの大穴は(15)ゴールドエクリプス。5か月の休み明けとなりますが、調教での動きが良くなっている点に加え、枠の並びと若い田口騎手からして、逃げ馬を見ながらの先行策となりそうな予感。となれば、4コーナーでリードがとれ馬券圏内に残る可能性ありと見ます。スケベ馬券ですが…

 それでは皆さん、また次回のGIで。ホソジュンでしたぁ。

見解

今回のポイントは週末の天気、馬場状態次第の結果になると思います。

 かなり時計のかかる馬場となり力を要する形ならば(13)ソウルラッシュや(11)チャリンに魅了されますし、想像よりも雨が降らず良馬場となれば牝馬の(2)ブレイディヴェーグとなります。

 ただ天気や馬場はよめないですし、(2)ブレイディヴェーグにおいてはスタートの課題も残っていると思えますし、またそのような中での内目の枠と初のマイルは課題も多いようにも…。

 よって軸は(4)ナミュールにします。切れ味を武器とする馬ですが、ハービンジャー産駒という点や鞍上を考えても、仮に馬場が悪くなっても、対応できると期待します。

 また、近年のマイル路線は混沌としており、このような時こそ外国馬や別路線組を狙うのもありと思えますし、展開的な面から極端な競馬の運びをしそうな馬を押さえておくべきだとも思えます。

 よって買い目は幅広く(4)ナミュール軸の相手9頭の3連複と、追いきりで抜群の動きに映った(17)エルトンバローズの複勝を押さえます。

 残りの5000円は当日のパドック&返し馬での買い足しに。それでは皆さん、また来週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。