netkeiba

HOKKAIDO KEIBA 2024

RACE

ネクストスター門別

H1

1200m

ネクストスター門別

前年ハイライト

好スタートを決めたオスカーブレインがそのままハナを主張し、単独先頭で3コーナーへ。後続との差を少しずつ広げたものの、先団を追走していたトラジロウとモノノフブラックが4コーナーでポジションを押し上げ、オスカーブレインに迫りながらゴール前の直線へと入っています。その後、逃げ粘るオスカーブレインを残り200m地点のあたりでトラジロウが捕らえ、そのまま独走態勢に。結局、2番手まで上がってきたモノノフブラックに4馬身の差をつけて入線し、記念すべき第1回の優勝馬となりました。

データ分析

昨年新設されたばかりの競走ですので、本稿の集計対象は2023年以降に門別ダ1200mで施行された2歳、かつ牝馬限定ではない重賞競走(2023年栄冠賞・2023年サッポロクラシックカップ・2023年イノセントカップ・2023年ネクストスター門別・2024年栄冠賞・2024年サッポロクラシックカップ)としています。対象6競走の前走距離別成績を見ると、1000mの馬は[0-1-0-15](3着内率6.3%)、1000m超の馬は[6-5-6-27](3着内率38.6%)です。1000mのレースを使った直後の馬は、疑ってかかった方が良いかもしれません。

上位人気馬はそれなりに堅実

対象6競走の単勝人気順別成績を見ると、1番人気の馬は[3-1-1-1](3着内率83.3%)、2番人気の馬は[1-1-1-3](3着内率50.0%)、3番人気から5番人気の馬は[1-2-3-12](3着内率33.3%)、6番人気から8番人気の馬は[0-2-1-14](3着内率17.6%)、9番人気以下の馬は[1-0-0-12](3着内率7.7%)となっています。基本的には前評判が高い馬ほど信頼できると見て良いでしょう。

表1単勝人気順別成績(2023年栄冠賞・2023年サッポロクラシックカップ・2023年イノセントカップ・2023年ネクストスター門別・2024年栄冠賞・2024年サッポロクラシックカップ)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3 1 1 1 6 50.0% 66.7% 83.3%
2番人気 1 1 1 3 6 16.7% 33.3% 50.0%
3番人気 0 1 1 4 6 0.0% 16.7% 33.3%
4番人気 0 1 0 5 6 0.0% 16.7% 16.7%
5番人気 1 0 2 3 6 16.7% 16.7% 50.0%
6番人気 0 0 0 6 6 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気 0 1 0 5 6 0.0% 16.7% 16.7%
8番人気 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
9番人気 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 1 0 0 3 4 25.0% 25.0% 25.0%
11番人気 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
阿部龍騎手・桑村真明騎手は今年も楽しみ

対象6競走の騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が3回以上の現役ジョッキーは、阿部龍騎手・岩橋勇二騎手・桑村真明騎手の3名となっています。なお、阿部龍騎手と桑村真明騎手は、2023年ネクストスター門別でも3着以内に好走を果たしました。当レースと相性が良いジョッキーである可能性もありそうです。

表2騎手別成績(2023年栄冠賞・2023年サッポロクラシックカップ・2023年イノセントカップ・2023年ネクストスター門別・2024年栄冠賞・2024年サッポロクラシックカップ)
1着 2着 3着 4着 以下 総数 勝率 連対率 3着内率
岩橋勇二 2 2 0 2 6 33.3% 66.7% 66.7%
桑村真明 2 1 0 3 6 33.3% 50.0% 50.0%
阿部龍 2 0 1 3 6 33.3% 33.3% 50.0%
石川倭 0 1 0 2 3 0.0% 33.3% 33.3%
飛田愛斗 0 1 0 0 1 0.0% 100.0% 100.0%
服部茂史 0 1 0 5 6 0.0% 16.7% 16.7%
松井伸也 0 0 2 3 5 0.0% 0.0% 40.0%
落合玄太 0 0 2 4 6 0.0% 0.0% 33.3%
井上俊彦 0 0 1 0 1 0.0% 0.0% 100.0%
その他の騎手 0 0 0 20 20 0.0% 0.0% 0.0%
少頭数のレースを経由してきた馬が好成績

対象6競走の前走出走頭数別成績を見ると、9頭以下の馬は[6-6-4-26](3着内率38.1%)、10頭以上の馬は[0-0-2-16](3着内率11.1%)となっています。ちなみに、2023年ネクストスター門別は、前走で7頭立て以下のレースを使っていた4頭がそのまま1着から4着を占める結果に。今年も前走が少頭数のレースだった馬に注目するべきかもしれません。

表3前走出走頭数別成績(2023年栄冠賞・2023年サッポロクラシックカップ・2023年イノセントカップ・2023年ネクストスター門別・2024年栄冠賞・2024年サッポロクラシックカップ)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
5頭 0 1 0 0 1 0.0% 100.0% 100.0%
6頭 1 1 0 2 4 25.0% 50.0% 50.0%
7頭 1 2 1 7 11 9.1% 27.3% 36.4%
8頭 2 2 2 13 19 10.5% 21.1% 31.6%
9頭 2 0 1 4 7 28.6% 28.6% 42.9%
10頭 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
11頭 0 0 1 4 5 0.0% 0.0% 20.0%
12頭 0 0 1 6 7 0.0% 0.0% 14.3%
14頭 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
前走で先行していなかった馬は割り引きが必要

対象6競走の前走最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[5-6-5-32](3着内率33.3%)、6番手以下の馬は[1-0-1-10](3着内率16.7%)となっています。なお、2023年ネクストスター門別も、前走の最終コーナーを5番手以内で通過していた7頭のうち4頭が1着から4着を占めました。各馬の脚質も重要なポイントと言えるでしょう。

表4前走最終コーナー通過順別成績(2023年栄冠賞・2023年サッポロクラシックカップ・2023年イノセントカップ・2023年ネクストスター門別・2024年栄冠賞・2024年サッポロクラシックカップ)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番手 3 0 4 19 26 11.5% 11.5% 26.9%
2番手 1 1 0 2 4 25.0% 50.0% 50.0%
3番手 0 2 1 3 6 0.0% 33.3% 50.0%
4番手 0 1 0 6 7 0.0% 14.3% 14.3%
5番手 1 2 0 2 5 20.0% 60.0% 60.0%
6番手 0 0 0 6 6 0.0% 0.0% 0.0%
7番手 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
8番手 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
9番手 1 0 0 0 1 100.0% 100.0% 100.0%
11番手 0 0 1 1 2 0.0% 0.0% 50.0%

(伊吹 雅也)

ご注意:当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。