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2023.9.20(水)

サンライズカップ

H11800m

レースガイド

「その先」の目標をめざして 朝日のごとく上昇する若駒たち

2001年に創設。長く北海道2歳優駿の前哨戦として定着し、過去の勝ち馬のうち3頭が本番を勝利している。18年からは第2回以来16年ぶりに、本番と同距離の1,800mに施行距離が改められた。JBC2歳優駿が創設された20年の第20回から格付がH2からH1に昇格し、今年からは1着賞金が1000万円と前年から倍増。大一番への前哨戦としての位置付けだけでなく、過去の優勝馬には、3歳以降になっても各地の重賞戦線で活躍した馬も複数おり、活躍馬の登竜門としての意味合いも大きな1戦だ。



★JBC指定競走(JBC2歳優駿)


★1着馬の馬主に「マクフィ」の2024年種付権利を付与【スタリオンシリーズ競走】

前年ハイライト

レースの序盤は、スタート直後の先行争いを制したオーマイグッネスが先頭に立ち、タイガーチャージが2番手を、ベルピットが3番手を追走する展開。向正面ではこの3頭が後続を大きく引き離しました。3から4コーナーで隊列がやや詰まったものの、結局ベルピット・オーマイグッネス・タイガーチャージの3頭が並走する形でゴール前の直線に。残り200m地点を過ぎたあたりからはベルピットとオーマイグッネスの一騎討ちとなり、最後はオーマイグッネスがハナ差だけ先着して、自身初の重賞制覇を果たしています。

データ分析

今後は枠順がポイントになるかもしれません。過去5年の馬番別成績を見ると、1番から6番の馬は[2-4-3-21](3着内率30.0%)、7番から16番の馬は[3-1-2-11](3着内率35.3%)です。ただし、2021年以降の過去2年に限ると、1番から6番の馬は[2-2-2-6](3着内率50.0%)、7番から16番の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)。外枠不利なレースになりつつあると見るべきではないでしょうか。

上位人気馬はそれなりに堅実だが……

過去5年の単勝人気順別成績を見ると、1番人気の馬は[0-2-2-1](3着内率80.0%)、2番人気から5番人気の馬は[4-2-1-13](3着内率35.0%)、6番人気以下の馬は[1-1-2-18](3着内率18.2%)となっています。上位人気馬の成績が極端に悪いわけではないものの、人気薄の馬が上位に食い込んだ例も少なくありません。

表1単勝人気順別成績(過去5年)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番人気 0 2 2 1 5 0.0% 40.0% 80.0%
2番人気 0 2 0 3 5 0.0% 40.0% 40.0%
3番人気 1 0 1 3 5 20.0% 20.0% 40.0%
4番人気 1 0 0 4 5 20.0% 20.0% 20.0%
5番人気 2 0 0 3 5 40.0% 40.0% 40.0%
6番人気 0 0 1 4 5 0.0% 0.0% 20.0%
7番人気 1 0 0 4 5 20.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 25.0%
9番人気 0 1 0 3 4 0.0% 25.0% 25.0%
10番人気 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
多くのジョッキーが好走を果たしている

過去5年の騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上の現役ジョッキーは、阿部龍騎手・亀井洋司騎手・山本咲希到騎手の3名となっています。ちなみに、引退したジョッキーを含めると、一度でも3着以内となった経験がある騎手の数は計12名に達していました。突出して相性の良いジョッキーがいないレースと言えそうです。

表2騎手別成績(過去5年)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
阿部龍 1 0 1 3 5 20.0% 20.0% 40.0%
宮崎光行 1 0 0 3 4 25.0% 25.0% 25.0%
阪野学 1 0 0 0 1 100.0% 100.0% 100.0%
落合玄太 1 0 0 2 3 33.3% 33.3% 33.3%
山本咲希到 0 1 1 0 2 0.0% 50.0% 100.0%
井上俊彦 0 1 0 1 2 0.0% 50.0% 50.0%
桑村真明 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
服部茂史 0 1 0 3 4 0.0% 25.0% 25.0%
亀井洋司 0 0 2 0 2 0.0% 0.0% 100.0%
石川倭 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 25.0%
その他の騎手 1 1 0 13 15 6.7% 13.3% 13.3%
前走好走馬が優勢

過去5年の前走着順別成績を見ると、2着以内の馬は[3-4-2-9](3着内率50.0%)、3着から5着の馬は[2-1-3-15](3着内率28.6%)、6着以下の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)となっています。前走着順が良い馬ほど信頼できるレースなので、大敗直後の馬は過信禁物と見るべきでしょう。

表3前走着順別成績(過去5年)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1着 2 3 1 5 11 18.2% 45.5% 54.5%
2着 1 1 1 4 7 14.3% 28.6% 42.9%
3着 1 0 1 4 6 16.7% 16.7% 33.3%
4着 0 0 1 6 7 0.0% 0.0% 14.3%
5着 1 1 1 5 8 12.5% 25.0% 37.5%
6着 0 0 0 4 4 0.00% 0.00% 0.00%
7着 0 0 0 1 1 0.00% 0.00% 0.00%
8着 0 0 0 1 1 0.00% 0.00% 0.00%
9着 0 0 0 1 1 0.00% 0.00% 0.00%
11着 0 0 0 1 1 0.00% 0.00% 0.00%
大型馬は期待を裏切りがち

過去5年の前走馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[5-4-5-20](3着内率41.2%)、500kg以上の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)となっています。なお、2019年以降の過去4年に限ると、500kg未満の馬は[4-4-4-16](3着内率42.9%)、500kg以上の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)でした。大型馬は評価を下げた方が良いかもしれません。

表4前走馬体重区分別成績(過去5年)
1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
430kg台 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
440kg台 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0%
450kg台 0 2 2 2 6 0.0% 33.3% 66.7%
460kg台 2 0 1 1 4 50.0% 50.0% 75.0%
470kg台 1 1 1 5 8 12.5% 25.0% 37.5%
480kg台 1 1 0 6 8 12.5% 25.0% 25.0%
490kg台 1 0 1 2 4 25.0% 25.0% 50.0%
500kg台 0 0 0 6 6 0.0% 0.0% 0.0%
510kg台 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
520kg台 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%

(伊吹 雅也)

有力馬情報

インテンシーヴォ(牡2・田中淳司厩舎)



 デビューから3戦目の未勝利戦(8月17日)で初勝利を挙げると、今季最後のJRA認定アタックチャレンジ(8月31日)でも、4コーナーで先頭に立つと2着馬に3馬身差をつけた。半兄のトランセンデンスは20年にJBC2歳優駿2着、翌21年に羽田盃(大井競馬場)を制しているが、本競走では5着。連勝の勢いを駆って、兄の雪辱を果たせるか。


カプセル(牡2・田中淳司厩舎)



 JRA認定ウィナーズチャレンジ3(7月26日)を逃げ切り、続くブリーダーズゴールドジュニアC(8月10日)も1馬身半差の2着と、ここ2走は距離を延ばして真価を発揮してきた。第1回能検(3月16日)で一番時計をマークし、早くから評判になってきた素質馬が、「3度目の正直」で重賞タイトル獲得を狙う。


ダバイエスペランサ(牡2・川島洋人厩舎)



 世代最初の重賞・栄冠賞(6月27日)では、単勝7番人気の評価ながら、上がり3ハロン最速の脚で4着になり上位に迫った。その後ブリーダーズゴールドジュニアCで5着、クンツァイト特別(9月7日)では2着と、距離を延長した2戦で着実にステップを上がっている。ここも自慢の末脚を生かし、上位進出をもくろむ。


パッションクライ(牡2・山口竜一厩舎)



 前走のクンツァイト特別は、3コーナーで先頭に立つと直線の追い比べを2馬身差抜け出して、初めての1,700mに対応した。2走前のJRA認定ウィナーズチャレンジ3では、4コーナーでカプセルに並びかけて3/4馬身差の2着と善戦した経歴を持つ。重賞挑戦は初めてとなるが、能力はH1の舞台でも通用するはずだ。


ブラックバトラー(牡2・田中淳司厩舎)



 1,700mのJRA認定フレッシュチャレンジ(6月15日)は、2着馬に2秒0の大差をつけての圧勝。およそ2カ月の間隔をあけて臨んだブリーダーズゴールドジュニアCでは、直線で外に持ち出されると力強く抜け出し、持ち時計も2秒近く詰めていた。重賞連覇で大一番に名乗りを挙げられるかが、このレースの焦点となりそうだ。


※五十音順

※出走馬は9月14日現在の情報をもとにしております。

ご注意:当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。

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