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フルールカップ 2021 / 8 / 11(水) 1000m

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前年ハイライト

スタート直後の先行争いを制してまず先頭に立ったのはトンデコパ。外からマーサマイディアが、内からセカイノホシが追走する形で3コーナーに入ります。3~4コーナーではデスブローも2番手グループに加わってきましたが、トンデコパがリードを保ったまま直線に入り、逃げ込みを図る態勢に。
しかし、2番手グループから抜け出してきたマーサマイディアが少しずつ差を詰め、ゴール寸前でトンデコパを捕らえました。

データ分析

大敗直後の馬が侮れない一戦。過去5年の前走着順別成績を見ると、4着以内の馬は[2-3-3-28](3着内率22.2%)、5着以下の馬は[3-2-2-10](3着内率41.2%)となっています。2020年は前走で11着に敗れていたトンデコパが2着、前走で10着に敗れていたセカイノホシが3着となり、3連単6万9430円の好配当決着を演出しました。

人気薄の台頭が目立つ波乱含みの一戦

過去5年の単勝人気順別成績を見ると、1番人気の馬は[2-0-1-2](3着内率60.0%)、2~6番人気の馬は[2-3-3-17](3着内率32.0%)、7番人気以下の馬は[1-2-1-19](3着内率17.4%)となっています。上位人気馬もそれなりに健闘していますが、前評判の低かった馬が上位に食い込んだ年も少なくありません。

表1単勝人気順別成績(過去5年)
単勝人気順 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2 0 1 2 5 40.0% 40.0% 60.0%
2番人気 1 0 1 3 5 20.0% 20.0% 40.0%
3番人気 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
4番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
5番人気 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
6番人気 1 1 0 3 5 20.0% 40.0% 40.0%
7番人気 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 1 1 0 3 5 20.0% 40.0% 40.0%
10番人気 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0 0 1 0 1 0.0% 0.0% 100.0%
好走例が多いのは角川秀樹調教師、田中淳司調教師

過去5年の調教師別成績を見ると、3着以内となった回数が3回以上なのは、角川秀樹調教師、田中淳司調教師の2名となっています。なお、調教師別の通算勝利数を見ると、4勝の田中淳司調教師が単独トップ、2勝の角川秀樹調教師が単独2位でした。いずれもこのレースとは相性が良いトレーナーと言えそうです。

表2調教師順別成績(過去5年)
調教師 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
田中淳司 3 1 0 9 13 23.1% 30.8% 30.8%
角川秀樹 1 2 1 7 11 9.1% 27.3% 36.4%
小野望 1 0 1 5 7 14.3% 14.3% 28.6%
小国博行 0 1 0 1 2 0.0% 50.0% 50.0%
齊藤正弘 0 1 0 1 2 0.0% 50.0% 50.0%
安田武広 0 0 1 0 1 0.0% 0.0% 100.0%
米川昇 0 0 1 0 1 0.0% 0.0% 100.0%
林和弘 0 0 1 2 3 0.0% 0.0% 33.3%
その他の調教師 0 0 0 13 13 0.0% 0.0% 0.0%
前走が12頭立て以上のレースだった馬は堅実

過去5年の前走出走頭数別成績を見ると、6頭以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、7~11頭の馬は[3-3-3-30](3着内率23.1%)、12頭以上の馬は[2-2-2-4](3着内率60.0%)となっています。ちなみに、2020年の1~3着馬3頭は、いずれも前走出走頭数が12頭以上でした。多頭数のレースを経由してきた馬は高く評価すべきでしょう。

表3前走出走頭数別成績(過去5年)
前走出走頭数 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
6頭 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
7頭 1 0 2 3 6 16.7% 16.7% 50.0%
8頭 0 1 0 10 11 0.0% 9.1% 9.1%
9頭 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0%
10頭 2 2 0 11 15 13.3% 26.7% 26.7%
11頭 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 25.0%
12頭 1 0 2 1 4 25.0% 25.0% 75.0%
13頭 0 2 0 2 4 0.0% 50.0% 50.0%
14頭 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
16頭 1 0 0 0 1 100.0% 100.0% 100.0%
前走の馬体重に注目したい

過去5年の前走馬体重区分別成績を見ると、440kg未満の馬は[1-4-4-10](3着内率47.4%)、440kg以上の馬は[4-1-1-28](3着内率17.6%)となっています。大型馬ではなく、馬体重が比較的軽い馬を重視すべきかもしれません。2020年2着のトンデコパ、2020年3着のセカイノホシも、それぞれ前走の馬体重が440kg未満だった馬です。

表4前走馬体重区分別成績(過去5年)
前走馬体重 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
400kg台 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
410kg台 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
420kg台 1 2 0 2 5 20.0% 60.0% 60.0%
430kg台 0 1 3 4 8 0.0% 12.5% 50.0%
440kg台 3 0 0 12 15 20.0% 20.0% 20.0%
450kg台 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
460kg台 0 1 1 4 6 0.0% 16.7% 33.3%
470kg台 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
480kg台 1 0 0 4 5 20.0% 20.0% 20.0%
490kg台 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%

(伊吹 雅也)

レースガイド

ご注意:当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。

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