角川秀樹調教師らの管理馬に注目

過去5年の調教師別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上なのは、角川秀樹調教師、田中淳司調教師、堂山芳則調教師、桧森邦夫調教師の4名となっています。なお、調教師別の通算勝利数を見ると、3勝の角川秀樹調教師と廣森久雄調教師がトップタイ、2勝の堂山芳則調教師が単独3位でした。それぞれ、このレースとは相性が良いトレーナーと言えそうです。

栄冠賞組と前走で単勝1番人気だった馬が優勢

過去5年の前走単勝人気順別成績を見ると、1番人気の馬は[2-1-4-2](3着内率77.8%)、2～3番人気の馬は[0-3-1-13](3着内率23.5%)、4番人気以下の馬は[3-1-0-20](3着内率16.7%)となっています。
なお、前走が栄冠賞だった馬を除いた前走単勝人気順別成績を見ると、1番人気の馬は[2-1-4-2](3着内率77.8%)、2～3番人気の馬は[0-1-1-9](3着内率18.2%)、4番人気以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)となっていました。栄冠賞組や、前走で人気の中心だった馬を高く評価すべきでしょう。

前走で先行していなかった馬はやや不振

過去5年の前走最終コーナー通過順別成績を見ると、6番手以内の馬は[5-3-4-21](3着内率36.4%)、7番手以下の馬は[0-2-1-14](3着内率17.6%)となっています。2020年は前走の最終コーナーを11番手で通過したノットリグレットが2着に、同じく前走の最終コーナーを11番手で通過したトランセンデンスが3着に食い込んだものの、どちらかと言えば先行有利なレースと言えそうです。