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栄冠賞 2021 / 6 / 24(木) 1200m

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前年ハイライト

好スタートを決めたトンデコパが先手を奪い、サイダイゲンカイ・ハートプレイスらが続く展開。3~4コーナーでサイダイゲンカイがトンデコパを捕らえ、先頭でゴール前の直線に入ります。道中で4番手を追走していたスティールグレート、中団から押し上げたリーチらが迫ったものの、結局サイダイゲンカイがリードを保ったままゴール。日本国内でもっとも早く施行される2歳重賞を制しました。

データ分析

過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、前走の距離が1200mです。一方、1200m未満だった馬は[1-1-1-19](3着内率13.6%)とやや苦戦しています。イッキトウセン・ウィンターフェルの2頭が1~2着となった2018年など、前走で1200m未満のレースを使っていた馬が上位に食い込んだ例もあるとはいえ、基本的には前走も今回と同じ1200mのレースだった馬を重視すべきでしょう。

波乱の決着は少ない

過去5年の単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[5-4-5-11](3着内率56.0%)、6番人気以下の馬は[0-1-0-38](3着内率2.6%)となっています。単勝6番人気以下だったにもかかわらず3着以内となったのは、2018年2着のウィンターフェル(13番人気)だけでした。2020年も単勝3番人気以内の3頭が1~3着を占めていますし、まずは前評判の高い馬に注目した方が良さそうです。

表1単勝人気順別成績(過去5年)
単勝人気順 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番人気 2 1 0 2 5 40.0% 60.0% 60.0%
2番人気 1 1 1 2 5 20.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0 2 2 1 5 0.0% 40.0% 80.0%
4番人気 0 0 2 3 5 0.0% 0.0% 40.0%
5番人気 2 0 0 3 5 40.0% 40.0% 40.0%
6番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0 1 0 3 4 0.0% 25.0% 25.0%
14番人気 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
相性の良い厩舎をマークしておきたい

過去5年の調教師別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上なのは、角川秀樹調教師・田中淳司調教師・林和弘調教師・松本隆宏調教師の4名となっています。ちなみに、過去全45回の調教師別勝利数を見ると、6勝の角川秀樹調教師が単独トップ、4勝の鈴木英二調教師が単独2位となっており、その他の調教師はいずれも2勝以下でした。
現役トレーナーとしてはダントツの勝利数をマークしている角川秀樹調教師、過去5年の3着内率が優秀な林和弘調教師など、実績ある厩舎の管理馬が出走してきたら見逃せません。

表2騎手順別成績(過去5年)
騎手 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
角川秀樹 2 2 1 10 15 13.3% 26.7% 33.3%
田中淳司 1 1 1 15 18 5.6% 11.1% 16.7%
林和弘 1 1 1 1 4 25.0% 50.0% 75.0%
川島洋人 1 0 0 1 2 50.0% 50.0% 50.0%
松本隆宏 0 1 1 4 6 0.0% 16.7% 33.3%
村上正和 0 0 1 1 2 0.0% 0.0% 50.0%
その他の騎手 0 0 0 17 17 0.0% 0.0% 0.0%
内外極端な枠に入った馬は過信禁物

過去5年の馬番別成績を見ると、1~4番の馬は[0-2-0-18](3着内率10.0%)、5~12番の馬は[5-3-5-26](3着内率33.3%)、13~14番の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)となっています。内寄りの枠に入った馬は評価を下げるべきでしょう。また、多頭数となった場合は、極端な外枠を引いた馬も扱いに注意したいところです。

表3馬番別成績(過去5年)
馬番 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番 0 2 0 3 5 0.0% 40.0% 40.0%
2番 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
3番 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
4番 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
5番 1 0 2 2 5 20.0% 20.0% 60.0%
6番 2 0 0 3 5 40.0% 40.0% 40.0%
7番 1 1 0 3 5 20.0% 40.0% 40.0%
8番 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
9番 1 0 1 3 5 20.0% 20.0% 40.0%
10番 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
11番 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
12番 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 25.0%
13番 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
14番 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
ウィナーズチャレンジ組がやや優勢

過去5年の前走レース名別成績を見ると、ウィナーズチャレンジの馬は[3-2-3-14](3着内率36.4%)、フレッシュチャレンジの馬は[2-1-2-24](3着内率17.2%)、アタックチャレンジの馬は[0-2-0-7](3着内率22.2%)、その他の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)となっています。
フレッシュチャレンジやアタックチャレンジのレースを勝ち上がったばかりの馬よりも、オープンクラスのレースであるウィナーズチャレンジを経由してきた馬の方が、3着内率は上でした。該当馬はやや高く評価すべきでしょう。

表4前走レース名別成績(過去5年)
レース名 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
ウィナーズチャレンジ 3 2 3 14 22 13.6% 22.7% 36.4%
フレッシュチャレンジ 2 1 2 24 29 6.9% 10.3% 17.2%
アタックチャレンジ 0 2 0 7 9 0.0% 22.2% 22.2%
その他 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%

(伊吹 雅也)

レースガイド

ご注意:当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。

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