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ヒダカソウカップ 2021 / 6 / 16(水) 1600m

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前年ハイライト

レースの中盤まではエスシーヴァローナとコパノステラートが後続を離して先導する展開。この2頭を3番手集団につけていたアークヴィグラス、中団を進んでいたクオリティスタートが3~4コーナーでかわし、そのままゴール前の直線に入りました。
アークヴィグラスとクオリティスタートの“マッチレース”はゴールの直前まで続き、最後は写真判定に。結局、クオリティスタートがハナ差で優勝を収め、2019年に続く当レース2連覇を達成しています。

データ分析

2020年は3歳で負担重量51.0kgのルナクレアが3着に食い込んだものの、過去5年の3着以内馬延べ15頭中12頭は、負担重量が55.0kg以上です。
一方、55.0kg未満の馬は[1-1-1-19](3着内率13.6%)とやや苦戦していました。賞金額などに応じた負担重量を課される別定競走ですが、まずは負担重量の重い実績馬に注目すべきでしょう。

基本的には上位人気馬が優勢

過去5年の単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[4-1-2-3](3着内率70.0%)、3~4番人気の馬は[1-2-1-6](3着内率40.0%)、5番人気以下の馬は[0-2-2-31](3着内率11.4%)となっています。ちなみに、2018年以降の3着以内馬延べ9頭は、いずれも単勝4番人気以内の支持を集めていた馬です。前評判の高い馬を素直に信頼すべきレースと見ておいた方が良いかもしれません。

表1単勝人気順別成績(過去5年)
単勝人気順 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1 0 2 2 5 20.0% 20.0% 60.0%
2番人気 3 1 0 1 5 60.0% 80.0% 80.0%
3番人気 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
4番人気 1 1 1 2 5 20.0% 40.0% 60.0%
5番人気 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0 0 1 4 5 0.0% 0.0% 20.0%
7番人気 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0 1 0 4 5 0.0% 20.0% 20.0%
9番人気 0 0 1 4 5 0.0% 0.0% 20.0%
10番人気 0 0 0 4 4 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
相性の良いトレーナーを重視したい

過去5年の調教師別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上なのは、小野望調教師・角川秀樹調教師・田中正二調教師・松本隆宏調教師の4名となっています。なお、このうち小野望調教師・角川秀樹調教師・松本隆宏調教師の3名は、複数の管理馬が3着以内に好走していました。それぞれこのレースとは相性が良いトレーナーと見るべきでしょう。

表2調教師別成績(過去5年)
調教師 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
角川秀樹 2 1 1 4 8 25.0% 37.5% 50.0%
田中正二 2 0 1 5 8 25.0% 25.0% 37.5%
松本隆宏 1 2 0 2 5 20.0% 60.0% 60.0%
小野望 0 1 1 0 2 0.0% 50.0% 100.0%
堂山芳則 0 1 0 1 2 0.0% 50.0% 50.0%
田中淳司 0 0 1 7 8 0.0% 0.0% 12.5%
林和弘 0 0 1 4 5 0.0% 0.0% 20.0%
その他の調教師 0 0 0 17 17 0.0% 0.0% 0.0%
内外極端な枠に入った馬は不振

過去5年の枠番別成績を見ると、1枠の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、2~7枠の馬は[5-5-5-25](3着内率37.5%)、8枠の馬は[0-0-0-10](3着内率0.0%)となっています。2019年と2020年のヒダカソウカップを連覇したクオリティスタートは、2018年にも単勝2番人気の支持を集めていましたが、8枠に入ったこの年は5着どまりでした。内外極端な枠に入ってしまった馬はあまり強調できません。

表3枠番別成績(過去5年)
枠番 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
1枠 0 0 0 5 5 0.0% 0.0% 0.0%
2枠 0 1 1 3 5 0.0% 20.0% 40.0%
3枠 1 0 1 3 5 20.0% 20.0% 40.0%
4枠 0 2 1 3 6 0.0% 33.3% 50.0%
5枠 0 0 1 6 7 0.0% 0.0% 14.3%
6枠 2 2 0 4 8 25.0% 50.0% 50.0%
7枠 2 0 1 6 9 22.2% 22.2% 33.3%
8枠 0 0 0 10 10 0.0% 0.0% 0.0%
馬格のない馬は扱いに注意したい

過去5年の前走馬体重区分別成績を見ると、460kg未満の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、460kg以上の馬は[5-4-5-24](3着内率36.8%)となっています。ちなみに、2020年2着のアークヴィグラスも、前走の馬体重は458kg。つまり、前走の馬体重が458kg未満だった馬は、すべて4着以下に敗れていました。基本的には前走の馬体重が重い馬ほど好成績でしたし、馬格のない馬は割り引きが必要です。

表4前走馬体重別成績(過去5年)
馬体重 1着 2着 3着 4着以下 総数 勝率 連対率 3着内率
410kg台 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
420kg台 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
430kg台 0 0 0 6 6 0.0% 0.0% 0.0%
440kg台 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0%
450kg台 0 1 0 5 6 0.0% 16.7% 16.7%
460kg台 0 1 1 5 7 0.0% 14.3% 28.6%
470kg台 0 1 0 1 2 0.0% 50.0% 50.0%
480kg台 0 1 1 4 6 0.0% 16.7% 33.3%
490kg台 1 0 2 5 8 12.5% 12.5% 37.5%
500kg台 1 0 0 2 3 33.3% 33.3% 33.3%
510kg台 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 25.0%
520kg台 2 0 0 3 5 40.0% 40.0% 40.0%
530kg台 1 1 0 1 3 33.3% 66.7% 66.7%

(伊吹 雅也)

レースガイド

ご注意:当ページの情報は、特定の馬の応援や勝馬の示唆をするものではありません。

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