ももんがー ポテンシャルを軸とした総合的予想
◎ | ランスオブクイーン |
レース展開 今年は例年より2週程開催が早くいつもより速い馬場コンディションが予測される。アウスヴァールが逃げて作り出す淡々とした流れを後続が早めに捕まえにいくロングスパート決戦になると予想する。今年は例年より速い馬場になると予測されるのでスタミナ系の馬を軽視する。 ◎ランスオブクイーン 高速馬場のオークスでは離し逃げの馬達を3番手から捕まえに行って直線で他馬の目標にされながら長い持続力を使っての0・4秒差の5着はこの世代の牝馬G1トップレベルのポテンシャルを示した。その後調子を崩していたが前走の3勝クラスでは牝馬重賞上位レベルの馬達相手に1番荒れた内の馬場を通って本来得意では無いスピード勝負で捩じ伏せた事から復調の兆しを見せたと言って問題ないだろう。高速馬場のオークスで高い持続力を見せた事から今回の函館記念の舞台に高い適正を示していると考える。 ◯ヴェローチェエラ 4走前の3勝クラスでは大外を回しながら早めに仕掛けて高い持続力を見せていて、3走前の日経新春杯ではG1好走メンバー相手に接戦を演じておりポテンシャルは今回のメンバーの中で1枚上。ここ2走は距離や坂が影響しての敗戦なので、距離短縮で急坂のない函館記念の舞台はこの馬に適している。 ▲トップナイフ 2023年の札幌記念での2着は能力最上位。毎日王冠やアンドロメダsでは出遅れながらも上がり最速の脚を使っており大分復調の気配は感じる。前走休み明けで出遅れ無く先行してある程度の形を作れた事自体が復調の兆し。今回叩き2戦目で上積み期待。 ⭐︎アウスヴァール 去年の函館記念やオールカマーで好走した時の様に3ハロン迄に競り合わずにマイペースに持ち込めれば渋とく粘れ、他に逃げ馬が居なく人気的にも競られる可能性が低くスムーズに行ければ去年の再現も十分あり得る。 △ボーンディスウェイ 小回りコースの立ち回りの上手さを生かした持続力勝負で結果を出している馬で今回の舞台適正は高い。中山金杯では厳しい流れを先行正攻法の競馬で後方から上手く立ち回ったアルナシームやマイネルモーントとあの差なら、斤量が1kg差縮まる今回はこちらを狙いたい。